月別アーカイブ: 2012年2月

Barry Silver Workshop

バリー先生のアシュタンガヨガ・ワークショップのお知らせ

お待たせしました!

きたる2012年4月1日(日)、秋谷ヨガハウスさんにて
バリー・シルバー先生のワークショップを開催します。

今回のテーマは

back to basics of Ashtanga yoga
基本にもどる・アシュタンガヨガ

と題して、アシュタンガヨガの基本に立ち返り
本来のシンプルなアシュタンガヨガのパワーを再確認する
初心者の方はもちろん、ある程度経験を積んだ方々にもお勧めの内容です!

クラス内容の詳細は、現在バリー先生と共に検討中・・・。
決まり次第、また改めてご報告いたします。

Barry Silver (バリー・シルバー)
ニューヨーク出身。1996年よりヨガを学び、2000年よりエディ・スターンの元でアシストを務め、2003年に故パタビ・ジョイス師より正式指導資格の認定を受ける。2007年より東京で早朝マイソールクラスを主催し、現在も指導を続けている。

広告

震災復興支援~「高白浜草履組合」へのサポート

facebookやTwitterをご覧になった方はご存知かもしれませんが、震災復興支援の一環として、宮城県女川町高白浜へ古着Tシャツを集めて送 り、それを材料に現地で手作りした布草履を全国で販売し、その売上を現地の収益とする活動への、ご協力をお願いしております。

え、単に古着を送って、それでどうなるの?

と思われる方も多いかと思いますので、この「布草履」の活動が始まったいきさつを簡単にご紹介します。

町が丸々津波に飲み込まれた高白浜では、想像を絶するような光景の中、生き残った人々が少しずつ復興へと動き出しています。が、仕事も体力も無い年配のご婦人達は、狭い仮設住宅で、「生きていてよかったのかしら?お荷物なのではないかしら?」と、自身の無力感に苛まれながら日々を過ごし、鬱に陥る方も多いそうです。

単にお金や物資を寄付するだけではなく、現地の人々が自分達の力で立ち上がり生きていくお手伝い。それを、働き盛りの即戦力でもなければ、将来のために守られ育てられる子供でもなく、直接の援助や介護が必要なお年よりや病気や怪我で苦しむ方でもない・・・最も取り残された立場にある年配のご婦人達への精神面でもサポートを行っていこう、と発足したのが地元のボランティアグループ「ママサポーターズ」です。

「ママサポーターズ」の活動の一環として、今回ご協力をお願いしている、古着Tシャツを切り裂いて作る「布草履」の作成・販売、というのがあります。その活動を支援しているのが、葉山の「おうちようちえん」TelaCoya921の中尾さんです。Tシャツ人口の多い逗子葉山や湘南界隈で、お家で眠っている着なくなった古Tシャツを集めて、被災地のおばちゃんたちに布草履を作ってもらい、それをフリーマーケットなどで販売しています。

この布草履、実際に見て履いてみるとビックリするのですが、とてもフカフカして気持ちよく、そしてとてもカラフルで超カワイイのです。なので、フリーマーケットなどで出品すると、「被災地のために」というより「ステキだから買う」という方も多いそう。そして値段も「被災地支援特別料金」ではなく、普通に1500円なのも、気軽に購入できるポイントのひとつです。

こうやって少しずつ広まった「高白浜の布草履」 今では現地のオバチャン達も、活き活きと布草履作成に取り組んでいるそうです。

収益は確かに微々たるものかもしれません。だけど、家を家族を仲間を町を失い、生きる意欲さえも失った、現地のオバチャンたちが、この布草履つくりを通して、一度は消えかけてしまった命の光を、また再び輝かせ始めたこと、それは何事にも代えられないものです。

これって素晴らしいですよね。

被災地から遠く離れた私達が、気軽に負担無くできることを、特別なことではなく「自然と」行う。それが、現地復興に向けて自立のための経済的かつ精神的「サポート」として活用される。そして生みださせれた製品が、性別や年齢を問わず誰にでも魅力的・・・と、材料を提供する側、作る側、買う側、どこにもしわ寄せがない状態。

あまりチャリティ精神の根付いていない日本では、ボランティアというと「与える側の犠牲の上に成り立つ」とか、「与える側の一方的な自己満足」といった側面が目に付きます。が、本来ボランティアというのは、「それによって調和が保たれる自然な行為」であるべきなのではないかな、と思います。

ボランティアや支援はとても大変な、特別なことで、相当の覚悟がないとすることができない・・という価値観では、怖気づいて行動に移せなくなるか、行動に移した自分を必要以上に美化してしまいます。

受けた恩は忘れない
施した恩は語らない

今日通りかかった遠命寺に書かれていました。ほんとうにそうです。私達はあまりにも、「私はこんなことをしてあげた」とか「こんなことをしてあげよう」と、特に身の丈以上のことをした・するときに、恩着せがましくなってしまいます。だけど、本当に大切なのは行為そのもので、それを語る「自分がしたことレポート」ではないですよね。今ここで簡単にできることはやらないけど、大それたでっかい事はやりたがる・・・そんな私達のエゴは、ついついこういう罠に陥りがちです。

まずは今の自分ができる、等身大のことを、気負い無く自然と始める、そんなキッカケを私達に提供してくださった「ママ・サポーターズ」と中尾さんに、感謝しつつ、少しでも多くの皆さんにこの活動を知っていただきたく、長々と書かさせていただきました。

お家に着古したTシャツが眠っている皆さん、もしよかったら一緒に現地へ送りませんか?みんなで集めて送りますので1枚だけでも気後れしません!

ご賛同いただける方は、下記のヨガクラスへ参加の際にお持ちください。もちろん直接お送りすることもできますので、その際はご連絡をお願いします。

逗子:逗子でヨガ
鎌倉:8ヨガ・マイソールクラス
厚木:Ashitanga & meditation
鵠沼:Kula Ashtanga

問合せ: yumikomosley@gmail.com (三輪)

上記ヨガクラスでは布草履の販売もいたしますので、興味のあるかたはご覧になってくださいね!
それでは、よろしくお願いします。

さらに詳しく知りたい方は

ママサポーターズ
http://www.facebook.com/mamasupporters

かながわ東日本大震災ボランティアステーション
http://ksvn.jp/tag/%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA

最後になりましたが、冒頭のチラシは厚木のトモミさん作です!

アシュタンガヨガ・始まりのマントラ

マントラのチャンテイングはサンスクリット語の聖なる響きを、私達の内部に宿らせ、浄化し純粋な状態へと近づけてくれます。

アシュタンガヨガの練習の前に唱える始まりのマントラ、そのサンスクリット語、発音、意味、実際の詠唱の動画を、ここでご紹介します。

漠然と唱えるよりも、その意味を知ることで理解が深まり、何らかの変化がもたらされるかもしれません。興味をもたれた方は、ぜひ引用された言葉の背景等を、さらに探求してみてください。

インド・マイソールのチャンティングの先生による詠唱も、ぜひお聞きください。

サンスクリット語および英語表記は
Ashtangayoga.info (http://www.ashtangayoga.info/)
からの引用、日本語訳は私個人によるものです。


Om
オーム

वन्दे गुरूणां चरणारविन्दे
सन्दर्शित स्वात्म सुखाव बोधे
vande gurunam charanaravinde
sandarshita svatma sukhava bodhe
ヴァンデ グルナム チャラナラヴィンデ
サンダルシッタ スヴァトマ スカーヴァボーデ

私達の真我を隠す覆いを取り除き
至福に満ちた悟りへと導く師
その蓮華の足元に
私は深く頭を垂れます

vande (वन्दे) = 褒め称える
gurunam (गुरूणां) = グル 導師
charana (चरणा) = 足
ravinde (रविन्दे) = 蓮華
san (सन्) = 与える 捧げる
darshita (दर्शित) = 覆いをとる
sva (स्व) = 私達の
atma (आत्म) = アートマ 真我
sukha (सुख) = スッカ 至福
sukhavabodhe (सुखावबोधे) = 至福に満ちた目覚め

निःश्रेयसे जङ्गलिकायमाने
संसार हालाहल मोहशांत्यै
nih shreyase jangali kayamane
samsara halahala mohashantyai
ニッシェヤーセー ジャンガリ カーヤマネ
サムサラ ハラハラ モハシャンティエィ

永劫の輪廻をもたらす
私達の無知という毒を
密林の呪術師のごとく
消し去り癒してくださる師

nih (निः) = まったくの
shreyase (श्रेयसे) = 幸福
jangali (जाङ्गलि) = ジャングル
kayamane (कायमाने) = シャーマン ヒーラー
sansara (संसार) = サムサラ 輪廻転生
halahala (हालाहल) = ハラハラ 毒
moha (मोह) = 幻影
shantyai (शांत्यै) = 落ち着く

आबाहु पुरुषाकारं
शंखचक्रासि धारिणम्
abahu purushakaran
shankhachakrasi dharinam
アーバーフ プルシャッカラン
シャンカチャクラーシ ダハーリナム

胴体は人間の姿
聖音を奏でる法螺貝と
永遠を意味する円盤と
分別を現す剣を
その手にたずさえて

abahu (आबाहु) = 上半身
purusha (पुरुष) = プルシャ 人間
akaram (आकारम्) = 姿 形状
shhankha (श्हंख) = (全ての始まりである聖音を奏でる)ほら貝
chakra (चक्र) = (永遠を意味する)円盤
asi (असि) = (分別を現す)剣
dharinam (धारिणम्) = 携える

सहस्र शिरसं श्वेतं
प्रणमामि पतञ्जलिम्
sahasra shirasam shvetan
pranamami patanjalim
サハスラ シラサム シュヴェータン
プラナマミ パタンジャリム

その上に千の白く輝く頭を持つ
竜王アナンタの化身
パタンジャリよ
あなたに感謝と尊敬の念を捧げます

sahasra (सहस्र) = 千の
shirasam (शिरसं) = 頭
shvetam (श्वेतं) = 白い光
pranamami (प्रणमामि) = 伏し拝む
patanjalim (पतञ्जलिम्) = パタンジャリへ


Om
オーム

シンプルに

マイソールクラスでは
参加者さんそれぞれが
自分のペースで練習をおこないます

アシュタンガヨガの練習は
とてもシンプルです。

決められた順番のポーズを
決められた呼吸と動きに合わせて
決められた視点に意識を向けながら

止まることなく、流れるように
ただただ無心になって

自分の身体と心にとって
無理なくできるところまで
ポーズを続けていきます。

調子の悪いときは軽めに
久しぶりの練習のときはゆっくりと
痛みのあるときは代替ポーズで

その時その時の
自分に許された条件の中で

無理することなく
怠けることなく
いまできることを行います

とても単純で
とてもシンプルです。

にもかかわらず
私達の心ときたら
まったくもって、せわしないです

「できる・できない」とか
「上手・下手」といった
外見のカタチに惑わされたり

「気持ちいい、伸びる、楽しい」とか
「寒い、つらい、しんどい」といった
快楽と嫌悪に振り回されたりします。

もっと深く、もっと先へ
・・・と視点が未来に向きすぎては

あのときみたいにもう一度
・・・と過去への執着に囚われることも。

いつも冷静で平穏な
教科書どおりの自分など
どこにもいないんだ、
と気がつきます

シンプルだからこそ見えてくる
自分の心の癖や習慣
そして身体の癖や習慣

簡単に否定せず
ありのままに観察し

もう必要ないものだったら整えていき
まだ必要なものだったら理解しておく

そうやって自然に
適度な共存関係を
保っていくと

自分を赦し包容しつつも
大きく枝葉を広げて
自分自身を超えていき

自分の内に潜んでいた
思いもしなかった強さ

自分の予想や限界を
はるかに超えた柔軟さ

未知の自分のパワーに
驚かされます

なんども、なんども、くりかえす
同じポーズ、同じ呼吸、同じ動き

アシュタンガヨガの
シンプルな練習

単純にみえる
その繰り返しの中で

私達は毎回毎回
違う自分に出会っているのかもしれません

マイソールクラス@大町会館はじまりました

夜明け前の鎌倉
広い夜空と山々の影との境目に
凛とした空気がみなぎり

折からの強風に
冬の冷気がかき混ぜられ
ひゅうひゅうと音をたてる中

30畳あまりの和室に
ほんのり浮かび上がる明かりが
風の振動にゆらめいて

お寺の勤行の音を遠くに聞きながら
エーカム・インヘールの練習が始まります

次第に夜が明けていくと共に
ひとつずつポーズが進み
ゆっくりと呼吸が深まり始め
身体が芯から温まってきます

明けゆく空のグラデーションのように
すべてが繋がり流れるように
心と身体がじんわりと変化していき

外側のポーズのカタチよりも
内側の感覚の変化を感じやすい

真冬ならではの
早朝マイソールクラスの練習です

練習を終える頃には
人々の生活の営みが始まり
町が活き活きとしてきます

朝の練習でエネルギーを充電した私達も
これから始まるいちにちに向かって

背筋をシャンと伸ばして
頬にはやさしい笑みを携えて

やさしく、つよく
いちにちを過ごしていきたいです